海外レビューハイスコア 『Company of Heroes 2』

確実に待つだけの価値があったこの続編の偉業に比べれば幾つかの不満点は小さな事だ。初代の熱心なファンである私は、今でさえ早くこのレビューを終わらせてマルチプレイヤーをプレイしたいという気持ちを抑えられない。これはRelic Entertainmentがファンのためのゲームを作り上げたという事だけでなく、更に多くのものを示したという証。THQのための戦争には負けたかもしれないが、THQ亡き後の『Company of Heroes 2』のための戦いは、前作のように今後何年にもわたり強い印象を与え続ける完全なる勝利だ。

• 長所
  • 驚異的なサウンドデザイン。
  • 豪華なビジュアル。
  • TrueSightはジャンルを変革する。
  • 丁寧で真実性のある物語
  • マルチプレイヤー戦術のための巧みなキャンペーン構造。
  • 巧妙な敵AI。
  • オリジナルに忠実でありながら新鮮さを感じる。
  • ディープで個別化されたプログレッションオンラインシステム


• 短所
  • プログレッションオンラインシステムは将来的にバランス問題を引き起こすかもしれない。
  • 静的なトレーニングビデオ。
  • 序盤の幾つかのミッションはあからさまなトレーニング。
  • セーブの悩み。
  • 奇妙に跳ねるオブジェクト。
  • インゲームエンジンによるカットシーン。
  • サーバーブラウザがない。

並べてみても『Company of Heroes 2』とその前作を見分けるのは難しいかもしれません。第二次世界大戦の東部戦線と西部戦線を区別するために導入された変更は面白いのと同時に問題でもあります。しかしながらその比較対象はこれまでで最も素晴らしいリアルタイムストラテジーゲームの1つであり、それに匹敵するという事だけでも本作が優れたゲームと言えます。まずは初代をプレイして欲しいですが、『Company of Heroes 2』は私の多くの欲求を満たしてくれました。

• 長所
  • 素晴らしいグラフィックス。
  • 戦術的なゲームプレイ。
  • 挑戦しがいのあるキャンペーン。


• 短所
  • 少ない新アイデア。
  • 邪悪な火炎放射器。

オンライン・オフラインスカーミッシュの銃弾の雨が必ずしも的に当たるとは限らない。しかしひとたび目標を捉えたならば『Company of Heroes 2』は大きく強力な全てをぶつけるだろう。

• 長所
  • 多くのマッチでスキルと決断が試される。
  • Theater of Warミッションは多様な素晴らしいチャレンジを提供する。
  • 冬のマップは異なる戦術を要求する。
  • 最良のミッションは戦争の絶望を強調する。
  • 素晴らしいプロダクションバリューはアドレナリンを放出させる。


• 短所
  • キャンペーンは無限の徴集兵の利用で簡単になってしまう。
  • バランス問題。
  • 幾つかの退屈なミッションでは敵が一貫しない振る舞いをする。