溯ること2005年にUniversal Picturesより第一報が伝えられ、2012年には久々の進展として『ソウ』シリーズでお馴染みのMarcus Dunstan氏とPatrick Melton氏が脚本を執筆する事が発表された映画版『God of War』ですが、ゲームシリーズの作家陣の一人として活躍しているMarianne Krawczyk氏が、映画版を「成功させることは難しいと思う」とその胸中を明かしています。
PAX Primeのパネルでインタビューに答えたKrawczyk氏は、その理由をプレイヤーの中に存在しているクレイトス像が起因する為であると話します。このような事を危惧する背景には、Krawczyk氏自身の苦い体験がある為で、氏は若かりし頃にコミックブックの“ガーフィールド”がとてもお気に入りだったとするも、テレビ版ガーフィールドを目にした際に自身のイメージと異なるその声に失望し、2度と番組を見る事はなかったそうです。
Krawczyk氏は、映画版『God of War』も少なくともシリーズのファンは同じような理由で苦しむことになるとして、人気ゲーム作品が題材ではあるものの脚本家の視点として成功は簡単では無いと考えているようです。
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