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2027年のサイバーパンク世界が舞台であり、オーグメンテーションと呼ばれるインプラント技術がゲーム上の重要なテーマとなっていた『Deus EX: Human Revolution』。そんな同作に登場するインプラント企業サリフインダストリーを、英国のタブロイド紙The Sunが誤って実在する企業として紹介してしまったようです。
上記イメージは『Deus EX』の公式Facebookページが「ちょっとゲームをリアルに作り過ぎたんだな…」と取り上げた1枚。2009年から実用化されている人口インプラントに関する記述の中で、実在例として「そして米国企業サリフインダストリーは左のような眼球インプラントを開発した」とサリフインダストリーを紹介しています。なおこの左側に掲載されているイメージは、サリフインダストリーの企業サイトという形で作られた公式Webページに掲載されているものです。
もちろん架空の企業であるサリフインダストリーですが、先ほどのWebサイトに加え過去にはコマーシャル映像を模した実写トレイラーも公開されており、『Deus EX』自体を知らなければ実在する企業と勘違いしてしまうのも無理はないといったところでしょうか。
なお昨年5月にも英国では、BBCが国連安保理と『Halo』のUNSCロゴを間違えてしまうという事件がありました。