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ポーランドのゲーム開発スタジオCD Projekt REDは、同社の看板アクションRPGシリーズ『The Witcher』の累計セールスが600万本を突破したと公式ブログにて報告しました。今年2月には500万本セールスが伝えられていたため、1年が経過しない内に売り上げ100万本を上乗せした形となります。
『The Witcher』は「伝説の白狼」の異名を持ちモンスター退治専門家ウィッチャーの1人であるゲラルトの冒険を描いたファンタジーRPG。現在までに『The Witcher』と『The Witcher 2: Assassins of Kings』の2作がリリースされており、第1作がリリースされたのは6年前となる2007年となっています。プレイヤーの選択によって事細かに分岐する壮大な物語と、善悪だけにとらわれないダークでアダルトな世界観が魅力のシリーズです。
なお今回の発表に合わせ、過去作から2014年発売予定の最新作『The Witcher 3: Wild Hunt』への進化を辿るインフォグラフィックも登場。過去2作ではおよそ80万前後だったコード行数が現時点で113万5,617行に、ワールドは過去2作を合計したものよりも巨大、ポリゴン数は初代の3,100と続編の4,300から6,000へ、エンディングは36種類に増加。また台詞量は現時点で3,000行に達し、ゲームクリアにはメインストーリー50時間、サイドクエストで50時間が必要なことなど、より巨大に進化した『The Witcher 3』の規模が記されています。