暴力とドラッグに支配された世界を放浪する横スクロールRPG『LISA』が、Kickstarterにてゴール目前となっています。
アルファ版プレイ動画やスクリーンショットでは、ポストアポカリプス的な世界を屈強な男達が駆け回っていますが、すべて2~3頭身ほどのドット絵で描かれており、一見キャッチーでポップな世界観のようにも見えます。しかしこのゲームには美しい街並みや緑溢れる景色は一切存在しません。紹介ページ内でも仲間を売ってお金を得るシーンが掲載されていたり、「人生はギャンブルだ!」と豪語されている始末。更にこのゲームの設定の大きな特徴として"女性が存在しない"ことも挙げられます。
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とは言え、Kickstarterのページに表示されているのは主人公と意味ありげな女性の2ショット。また、いかにも女性的な本作のタイトルもシナリオ内でどのように触れられるのかも気になるところです。ちなみにサバイバルホラーアクション「The Last Of Us」の開発初期段階では"感染者は女性のみ"という構想もあったようですが、『LISA』はまさにその世界観を体現しているようにも思えます。
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Kickstarterで設定された目標金額は7,000ドルのところ、現在集まった資金はおよそ5,700ドル。5ドル以上の援助でダウンロード出来る最新版デモのほか、無料でプレイ出来るデモバージョンも公開されています。