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発売が直前に迫りユーザーの期待も高まっていく中、続々と新情報が明らかにされているPS3向けタイトル『グランツーリスモ6』。今回はスペイン・ロンダでのイベントで発表された「ビジョン・グランツーリスモ」の最新情報です。
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「ビジョン・グランツーリスモ」とは、世界各国のカーブランドが『グランツーリスモ』15周年のためにオリジナルの一台をデザインする夢のプロジェクト。約一年間を通して各社のクルマが『グランツーリスモ6』内に順次配信され、ゲーム内で試乗可能になるコラボレーション企画です。現在判明している参加企業は、アルファロメオ、アルピーヌ、アストンマーティン、アウディ、ベルトーネ、BMW、ダイハツ、フォード、GM、ヒュンダイ、ホンダ、インフィニティ、イタルデザイン、ジョーダン、ランボルギーニ、レクサス、マツダ、メルセデス・ベンツ、三菱、ナイキ、日産、プジョー、スバル、SRT(クライスラー)、テスラ、トヨタ、フォルクスワーゲン、ザガートの28社。錚々たる企業が名前を連ねています。
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前作『グランツーリスモ5』で登場した地上最速のクルマこと「レッドブルX2010」を進化させた「レッドブルX2014」や、発売が実現化したコンセプトカー「BMW M4 クーペ」のプロダクトモデルなどの試乗が明らかにされたほか、なんと「月面探査車両 LRV」に乗ってアポロ15号が行ったミッションをリアルに再現する特別モードも発表されました。『グランツーリスモ』シリーズのリアルな再現度は宇宙空間でももちろん健在、月面の重力下での挙動も非常に緻密にシミュレートされているようです。また、ポリフォニーデジタルの『GT』シリーズ・プロデューサー山内一典氏からは以下のコメントが届いております。
「この15年間の道のりを振り返ると感慨深いものがありますが、まだまだゴールに辿り着けたとはいえません。リアリティの限界に挑戦し、世界中のクルマファンを惹きつける新しいタイプのレースゲームを開発しよう、という思いから『グランツーリスモ』はスタートしました。本シリーズが自動車業界における評価をいただけるようになったことを糧に、最新作『グランツーリスモ6』のようなゲームを通して、これからもレースゲームというジャンルの可能性を広げていきたいと考えています。」
PS3専用タイトル『グランツーリスモ6』はで2013年12月5日発売予定。公式サイトでは「ビジョン・グランツーリスモ」のメイキング映像なども公開されているので、興味のあるユーザーはチェックしてみてください。