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FPSの始祖とも言える『Wolfenstein 3D』に続きシェアウェアという形でid Softwreが1993年にリリース、当時世界中でプレイされ現代のFPSジャンルの礎を築いたといっても過言ではない『Doom』。海外時間の2013年12月10日をもって、同作が発売から20周年を迎えました。
すでにスタジオを去ってしまったJohn Romero氏やJohn Carmack氏といった才能ある面々により生み出された『Doom』は、軍事企業UACの実験により地獄とのワープホールが繋がってしまった火星基地を舞台に、通称"Doomguy"こと主人公のスペースマリーンが敵を撃ち倒し斬り裂いていく痛快かつ麻薬的なFPSタイトル。
シリーズは現在『Doom 3: BFG Edition』まで続き、パブリッシャーのBethesda Softworksより仕切り直しが伝えられたものの最新作『Doom 4』も開発中であるとされています。またPCゲーム界隈ではファンによるWAD(『Doom』におけるMod)の開発が現在も盛んであり、今年10月には最も有名な総合WAD「Brutal Doom」の最新バージョンが正式リリースされたばかりです。
『Doom』をさらにクールかつ暴力的にするWAD「Brutal Doom」。今から『Doom』をプレイするなら導入すべし
避けて撃つ。敵のパターンを覚える。ヘルスやアーマーの管理。シークレットを探す。ピュアなシューター要素が心地よい『Doom』は、過度なスクリプト演出が溢れかえる現代のFPSシーンでこそ敢えてプレイする価値があると言えるかもしれません。SteamやPSN/XBLAのゲームリストにいつの間にかセールで買った『Doom』が眠っていたそこの貴方、今夜はぜひDoomguyとなってバイオレンスな世界に飛び込んでみましょう。
海外メディアIGNではあのジョン・ロメロが『Doom』をプレイする映像も!