長らく開発者のDean Hall氏よりαテストが予告されていたゾンビサバイバルゲーム『DayZ』のスタンドアローン版ですが、開発中のゲームをリリースするSteam早期アクセスにて本日ついに配信が開始されました。価格は29.99ドル。
200万人以上がプレイし、Mod DBによる2012年のMod of the Yearにて『Black Mesa』に続く2位の座に輝いた『ArmA 2』のMod『DayZ』。今回リリースされる完全なスタンドアローン版ではゲームの舞台Chernarusが新たに再構築され、新インベントリシステムやクラフティングシステム、武器カスタマイズや増加した衣類など新コンテンツが導入されています。
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ただし先日より伝えられているように現在本作はコア部分をユーザーに提供する早期のアルファテスト中であり、各所で「早期アクセスの意味を明確に理解していないのなら購入しない方が良い」と幾度も記載されるなど、今回の早期アクセス版はSA版『DayZ』の開発に参加したいユーザーへ向けたビルドであることが強調されています。Steam早期アクセスでリリースされるゲームにも様々な完成度のタイトルが存在しますが、現状の『DayZ』では多種多様なバグが存在することも記されており、不安なユーザーは忠告通り少し様子を見るのも良い選択肢と言えるでしょう。
なお今後のアップデートにて追加されていくコンテンツのロードマップがSteam製品ページでリストアップされており、これらのキーコンテンツが提供された際にはベータバージョンへの移行を予定しているとのこと。キーコンテンツは追加されたり削除される可能性もあるものの、全てを実装するにはおよそ1年以上かかかるであろうと説明されています。
- プレイアブルなビークル
- 様々な種類の野生動物たち
- プレイヤーが環境の中で作り出す建築物
- 環境とクラフティングの選択肢による広範囲の交流
- 合理化されたユーザーアクションとインターフェイス
- グラフィックと物理エンジンのアップグレード(ラグドール含む)
- 操作とアニメーションの拡張、および滑らかに改善
- ユーザーModのサポート