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イギリスのインディーデベロッパーx35mmが、大阪の陣で戦う浪人が主役の2Dアクションゲーム『Dawn of the Ronin』をSteam Greenlightへと投稿しました。投稿から3日間ほどでコメント件数が600を突破するなど、新年登場したGreenlightゲームの中でもゲーマーから特に注目を集めているようです。
『Dawn of the Ronin』は元はMicrosoft主催のゲームコンテストDream Build Play 2012に出展されていた作品で、Windows版に加えXBLIG版のリリースも予定されている2Dアクションゲーム。豊臣秀吉の息子である豊臣秀頼と江戸幕府の徳川家康が日本の覇権をかけて戦う「大阪の陣」がゲームの舞台となっており、プレイヤーは徳川方の武士にただ1人の友人を切られた浪人として戦いに身を投じます。
肝心の日本刀アクションはゲームが進行するにつれて「構え」や「技」が増加し、また戦闘スタイルが異なる男性キャラクターと女性キャラクターが登場するなど、バリエーション豊かなソードプレイが楽しめるようです。この他にも「防御」や「回避」、「投げ攻撃」などが用意されていることも明らかにされています。和の世界とよく馴染む『Limbo』的なモノクログラフィックをベースに、後方から差し込む光や吹き出す血飛沫など、美しくも凄惨なビジュアル表現からも目が離せません。
海外デベロッパーが日本を拡大解釈したタイトルは枚挙にいとまがありませんが、同作は忠実に日本の史実を描きながら神話を組み合わせるというスタイルを取っており、良い意味でトンデモな日本を拝むことは出来ないようです。『Dawn of the Rounin』は2014年リリース予定となっています。