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オンラインアプリストア「Windows Store」にて、名作2Dプラットフォーマー『Braid』の海賊版タイトルが次々とリリースされていることが明らかになりました。
本家『Braid』を開発したJonathan BlowはTwitterでも海賊版製品を取り上げており、『Brady's Adventure』に対して「(海賊版の)劇的な続編だ」とコメントしています。海賊版リリースが判明した直後のTwitterタイムラインや海外ゲームニュースサイトが伝えるところによると、Jonathan Blowから今後“偽『Braid』”である3タイトルに対して何らかの対応を行う予定があるとのことです。
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こちらは海賊版である『Breid』のスクリーンショット。ちなみに本家『Braid』の主人公の名前は「Tim」と名付けられていましたが、『Breid』での主人公は「Taem」とされており、クローンと言うよりはやはり「海賊版」としてのリリースになっているようです。ゲームシステムこそ若干の変更が加えられているようですが、『Braid』の精神的続編となっている訳ではない模様。また、海外ニュースサイトKotakuの調べから『Breid』の作者は過去にマイクロソフトのインターンシップを経験していたことも明らかになっています。
今日では簡単に自作アプリやゲームタイトルが公開出来るようになりましたが、その反面でインディーゲーム開発者に少なからず悪い影響も与えていることは否定出来ません。Windows StoreのみならずiOS用App Storeなどでも海賊版タイトルが頻繁に見られるようになりましたが、ユーザーや開発者の「インスパイア作品」や「クローン」「海賊版」に対する意識も今後のインディーゲーム界にとって重要なポイントになっていくのではないでしょうか。