『World of Tanks』を手がけるWargaming.netが開発中のF2PタイプのMO海戦アクション『World of Warships』。現在アルファテストが実施されており、戦艦大和や空母瑞鶴など、日本の艦船も多数登場予定の本作。開発ブログに16の質問に対する回答が掲載されました。その中から特に気になる質問をピックアップしてご紹介します。
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■艦船に起こる損傷やダメージについて
艦船が被弾すれば、その弾痕が残り、甲板では火災が発生したりします。またモジュールについても、主砲塔や上部構造物、魚雷発射管、測距儀、レーダーなどの損傷なども存在し、ゲームで確認することができるでしょう。
■ゲームに艦船のサブクラスを導入する計画はありますか?(例:戦闘巡洋艦など)
ゲームは戦艦、巡洋艦、駆逐艦、空母の特徴的な4種類の艦種が存在しています。戦闘巡洋艦等のサブクラスは巡洋艦のカテゴリ内に存在し、それらを効果的な方法で使用するのは、プレイヤー次第です。
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■『World of Tanks』におけるAssaultやEncounterのように、追加の戦闘モードはありますか?
あります。『World of Tanks』と同様のゲームモードの他に、独自のゲームモードが含まれ、我々は"Convoy Escort"モードに取り組んでいます。最終的なゲームがリリースされるまで、100%の詳細は分かりませんが、貨物船団の進路をクリアするために戦艦が先行したり、接近してくる敵駆逐艦を巡洋艦が撃退するなど、色々なアプローチ方法があるゲームモードになるでしょう。
■艦船は破壊された後、沈没したりしますか?
はい、これに取り組んでいます。しかし、全ての破壊された船が、実際に沈没していないことに留意する必要があります。多くの場合は、破壊されても浮いていました。ゲームではそのような艦船に遭遇したり、甲板で発生した火災による煙によって、効果的な視界の確保ができないことがあります。
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■『World of Tanks』では、戦車によって砲の俯角(下を向ける角度)が異なりました。『World of Warships』でも、俯角や仰角は異なりますか?
殆どの艦船の主砲は0から-5度の俯角を持っており、あまり差が存在しません。しかし、仰角は20~45度と艦船によって異なり、これは最大射程に影響をあたえるでしょう。また主砲塔や魚雷発射管の射界の正確さにも注意を払っており、それぞれに死角が存在します。例えば、重巡洋艦「高雄」は4つの魚雷発射管を装備していますが、この射線はそれぞれ交差しないため、艦体を移動して発射する必要があります。
■『World of Warships』のハードウェア要件は?
『World of Tanks』の要件と近くなります。ノートPCや、オンボードのIntelグラフィックシップを搭載したものでも実行されます。
■航空機をプレイヤーが操作できる?
航空機の操作は『World of Warships』のメカニズムに従っていません。システム自体は、微調整及び開発されています。(筆者注釈:恐らく、直接操作は出来ないが、命令を下すなどの間接操作はできるのではないか。)
■空母には、数種類の艦載機を搭載することができる?
偵察機、爆撃機(攻撃機)、戦闘機など任意の割合で搭載することができるでしょう。
■1ゲームの最大プレイ時間は?
必要であれば、時間を伸ばすことも可能ですが、現状では20分です。
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具体的なサービス開始時期については、未定となっている『World of Warships』。どのようなゲームになるか非常に楽しみです。