SteamやDesuraで早期アクセス版がリリースされているゾンビサバイバルRPG『Project Zomboid』ですが、デベロッパーのThe Indie Stoneはかねてより計画されていたマルチプレイヤー要素が近々搭載予定である事を明らかにしました。公式ブログではマルチプレイヤーのディテールが伝えられるとともに、テスト映像も公開されています。
- 現在はまだ最大プレイヤー数が決まっていないが、リリースまでにテストをしながら拡大していく。家庭内ケーブル接続で10~12人を制御できており、最適化によって更に増やせる見込み。
- 『Project Zomboid』の実行ファイルにパラメーターを与える事(あるいはバッチファイルの実行)で誰でも専用サーバーを建てる事ができる。
- PvPとPvEモードが搭載。
- サーバーはModの使用が可能。Mod制作者は独自のネットワークメッセージ及びサーバーとクライアントの同期を作成する事ができる。
- デベロッパーはサーバーとクライアントが同じModを導入しているかを確認するチェックサムを加え、将来的には必要なファイルの自動ダウンロードを搭載予定。
- Modが使用可能である事とJavaが容易に逆コンパイルが可能である性質により、悪質なハックを行うプレイヤーが現れる可能性があるため、しっかりとした対策が確立するまではユーザー名とパスで管理されたサーバーで遊ぶ事を推奨する。
- シームレスに動作する画面分割の4人マルチプレイヤーも計画中。
- NPCはまだ開発中であるため非搭載。
正確なリリース時期は今後のテストの進行状況や新たな問題が浮上するかどうかに依存するため定まっていないようですが、数ヶ月先あるいは来年となるような事はないと伝えられています。近頃はスタンドアロン版『DayZ』や『Rust』などのサバイバルゲームが盛り上がっているという事で、『Project Zomboid』もその波に乗れると良いですね。