『バイオ4』的なTPS視点での映像も登場している『Resident Evil 2 Reborn HD』
『FFVII』から『クロノトリガー』や『Black Mesa』など、開発中止となった企画から成功した作品も含み、海外ではファンの手による名作ゲームのリメイクが数多く登場しています。そんな中、イタリアのファンスタジオInvader Gamesが新たに『バイオハザード2』の非公式HDリメイクプロジェクトを始動し、開発途中の映像やイメージを披露しました。
この『Resident Evil 2 Reborn HD』はUnity3Dエンジンにてフルスクラッチ、つまりは一から製作が続けられているリメイクプロジェクトで、基本的には『バイオハザード2』に登場した各フィーチャーの大部分を再製作しつつ、いくつかの新機能や技術的な革新を組み込んでいくことが予定されています。オリジナルの本編を再現するほか、書籍で語られてきた後日談や新規ロケーション、さらには新規キャンペーンも可能ならば盛り込み、最終的な目標はカプコンに公式リメイクとして認めてもらうことのようです。
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海外では初代『Half-Life』のアセットを全て作り替えたMod作品『Black Mesa』が開発されスタンドアローン化、後にValveに認められSteamにて有料版の発売までもが決定したという前例がありますが、果たして『Reborn HD』も『Black Mesa』と同じ成功の道を辿れるのか、アルファ版の映像はなかなか良い出来なだけに今後の動向に注目したいところです。
『Resident Evil 2 Reborn HD』は2014年冬に無料のファンリメイクとして公開予定、対象プラットフォームはPC/Mac/Linuxとなっています。