海外メディアOPMが公開したプレイ映像
息を呑むようなビジュアルを最新トレイラーにて先日披露した『The Order: 1886』。PSP版『God of War』シリーズを手がけたReady at Dawnにとっては初となる据え置き機向け完全新作となる同作ですが、スタジオの設立者兼CTOであるAndrea Pessino氏がキャラクターのポリゴン数を明らかにし、メインキャラ10万ポリゴン以上という興味深い数値を明らかにしました。
これはTwitter上にてファンからの質問に答えたもので、メインキャラクターはそれぞれ10万ポリゴン以上にて動作するほか、モデルの稼働位置を決めるジョイントは頭部で250、またフェイスモデルの表情を別の表情へと自然に移行させるブレンドシェイプの数は130になると伝えられています。
@C_0guy main characters run over 100K polys each, >250 joints just in the head, >130 blend shapes in face, etc.... CRAZY stuff! :)
Andrea Pessino (@AndreaPessino) 2014, 2月 20
例えばPS3にて発売された『God of War III』のクレイトスのポリゴン数は2万ポリゴン、『Beyond Two Souls』のリアルタイムキャラクターは3万ポリゴン。またPS4で発売された『Killzone Shadow Fall』の"平均キャラクターモデル"は4万ポリゴンを使用。最も比較対象となり得るであろうCrytekの『Ryse』のメインキャラクターMariusは当初の15万ポリゴンから変更され8万5,000ポリゴン、一方頭部のジョイントは260、ブレンドシェイプは230となっています。
1080p 30FPSでの動作目標が掲げられているとの情報も出ており、少なくとも前世代機の軽く数倍を超えるポリゴン数でメインキャラクターが動くであろう『The Order: 1886』。現在開発中ということもあり今後ポリゴン数が変動していく可能性はあるものの、次世代を如実に感じさせるシネマティックな映像美が期待されます。