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先月にはプレイヤーへの感謝月間として多数のイベントやコンテンツを提供したほか、発売から幾度もの修正が実施されるなど継続的なアップデートが行われてきた『Battlefield 4』ですが、開発元のDICEが改めて一般的に「ネットコード問題」と呼ばれるオンライン回りの問題に関する現状を改めて整理。現在取り組んでいる問題と、修正済みの案件を羅列したリストを公開しました。
まず現在取り組んでいる案件に関してはRubber Bandingやキルカメラの遅延といったお馴染みの問題が列挙されており、それぞれ現在修正中であることが明らかに。またサーバーラグおよびパケットロスを確認する新たなアイコンに関しても詳細な説明が行われています。現在取り組んでいる問題のリストは以下の通り。
- ■Rubber Banding
サーバーの最適化によりある程度のプレイヤーのラバーバンディングは減少した。ラバーバンディングの原因となるパケットロス(ゲーム内情報がなんらかの問題で伝達されない現象)とカスタムスクリーンのバグも修正が進められている。さらなるデータを集めてラバーバンディングがいつどうして発生するのか特定する予定。
※ Rubber Bnadingとは、キャラクターが突如一定方向に移動し、次の瞬間元の位置に戻る現象のこと
■キルカメラの遅延/ プレイヤー死亡の同期
時おり、ゲームクライアントが最後のダメージを表示する前にキルカメラが発動し、プレイヤーに死が早過ぎる印象を与えることがあった。血液のエフェクトやダメージの方向表示、HUDのヘルスバーが同期されないという問題も存在する。これらは次回のゲームアップデートにて修正予定。
■Tickrate
Tickrateに関しては即座に増加できるようなプランは無いものの、今後特定のサーバーにて上昇させることが出来るよう調査を継続していく予定。
Tickrateとは、サーバー内のゲームワールドを更新する頻度
■判定されないダメージ
敵を撃ってもダメージが発生しないバグを確認している。2月13日のPC向けアップデートにて、どのような状態でこの問題が発生するのかを追跡する僅かなコードを挿入した。現在は問題がいつ起き、何が原因となるのかを調査中。
■スプリント中の即死
時おり、歩行中やスプリント中のプレイヤーが高速で射出されるように移動し、道中にオブジェクトがあれば死亡する現象が起きていた。これはキャラクターのフィジクスコードに関する演算エラーが原因であり、次期パッチ向けに修正を行った。
■多数のアイテム
レボリューション(マップ内の動作オブジェクト)が同期しない、撃った弾丸が異なる方向に発射される、Infantry Area外の乗り物が撃たれてもダメージを受けないなどの問題を修正中
■ネットワークのトラブルシューティングアイコン
1月31日のアップデートにて紹介した2種類のゲームアイコンがHUD上に追加。1つ目のアイコンはHUD上部にてボンヤリと見える時計アイコンで、サーバーとのラグを示す。2つ目のアイコンはHUD下部に表示さえるパケットロスを示す四角いアイコン。2つのアイコンによりネットワーク関係の問題をより明確に確認できるようになる。
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また、すでに修正を終えたとされている問題が以下の通りとなっています。
- ■キルカードがヘルス0と表示
キルカードは時おり敵が生きているにも関わらずヘルスが0であると表示していた。これは弾丸を撃ったプレイヤーが死亡した後に一定のダメージがサーバー側によってリジェクトされるため起きていた問題で、ゲームクライアントがサーバー側によって確定されたヘルスでは無く予測したヘルスをキルカード上に表示していた。この問題は2月13日のPC向けアップデートにて発生率が減少しており、次のアップデートにて全プラットフォームでも修正予定。
■壊れた衝突判定
「Zavod 311」の崩壊した煙突など、壊れたオブジェクトが撃てない衝突判定の問題を修正。
■クロスヘアの消失と、それに伴うヒットマーカーの消失
銃撃戦の間、PC版のプレイヤーはクロスヘアが消失し、結果としてヒットマーカーも消える体験をしていた。これは他プレイヤーの配置した一部のガジェットが原因であり、現在修正されている
■ヒットインパクトの音
着弾音が着弾した弾丸の数と合っておらず、プレイヤーに早く死んだと感じさせる原因となっていた。PC版では2月13日に改善されており、次のアップデートにて他のプラットフォームでも修正される予定。着弾がサウンドを鳴らすクールダウンの時間を大幅に低下させたため、プレイヤーは全ての弾丸のヒットオンを聞くことが出来る
■ヘッドショットアイコン
以前にも紹介されたヘッドショットによって死亡したことを示すヘッドショットアイコン。1月30日から31日のアップデートにて全プラットフォームにて実装されている