先月末の「Refined」トレイラーによって今後の改良計画が明らかにされていたオンライン戦車アクション『World of Tanks』ですが、その改良ポイントの1つであるHavokエンジンによる物理表現の進化を披露するデベロッパーダイアリー映像が公開されています。
1年以上にわたって実験されているという建物の破壊システムは建物の素材だけでなく、砲弾の種類も考慮されているようです(徹甲弾では貫通のみで、榴弾では爆発)。幾つかの建物はゲームプレイの条件によって倒壊はしないものの、バルコニーやガラスなど一部は破壊可能となっているそうです。
その他、サイドパネルやアンテナ、チェーンといった車両パーツ、サスペンションに加えて、パワートレインの新たなモデルを開発し、クラッチから車輪まで全体的なメカニズムの動きをシミュレートするなど、よりリアルな戦車の挙動を実現しています。
これらの改良によって『World of Tanks』は更なる進化が期待できるのではないでしょうか。なお、Havokエンジンを効率よく利用するためマルチコアプロセッサにも対応するとの事です。