「SHAQ(シャック)」の愛称で知られる元NBA選手シャキール・オニールがカンフーを駆使して魔界の住人と戦うという色々とステキな内容のカルト格闘ゲーム『Shaq Fu』。昨年6月の商標登録に続き、今年1月にはシャキール・オニールからも新作登場が示唆されていましたが、遂にその新作『Shaq-Fu: A Legend Reborn』が正式発表され、Indiegogoにて開発資金の募集が開始されました。
開発を手がけるのは新興スタジオのBig Deez Productions。在籍スタッフは『HALO』『ストリートファイター』『ファイナルファンタジー』『Alan Wake』『Spec Ops: The Line』『Battlefield』『Killzone』『Max Payne』『Duke Nukem』などの有名作品に携わった経歴を持つプロフェッショナルとの事。
『Shaq Fu』の歴史を紐解くファンメイドムービー
1994年に発売された初代『Shaq Fu』は、残存する本作のカートリッジをこの世から消し去ろうとするファンサイトが登場する程の酷評を受けましたが、Big Deez Productionsは新作『Shaq-Fu: A Legend Reborn』がそうなる事はないと断言しています。
- 「90年代に生まれた忌々しいShaq Fuとの共通点は名前と主演キャラクターの2つだけ。私達は役員ではなくゲーマーです。何が良くて、何が駄目なのかを把握しています。これはあぶく銭を儲ける事が目的ではなく、私達とシャックの両方が誇れるような堅実で洗練された面白いゲームを作りたいのです」
ゲームは『ベア・ナックル』『ストリートファイター』『デビルメイクライ』を融合したような作品となり、何百もの技やテクニック、多数のクールな近接武器と何千もの敵との戦い、ダイナミックなアリーナでのボス戦、Co-opモード、対戦モードなどを特色としているそうです。
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『Shaq-Fu: A Legend Reborn』の対象プラットフォームはPC(価格は29.99ドルを予定)ですが、拡張ゴールとして獲得資金が650,000ドルの場合はiOS/Andoid版、775,000ドルの場合はPS3版、960,000ドルの場合はPS Vita/3DS版、1,080,000ドルの場合はWii U版、1,620,000ドルの場合はXbox One/PS4版のリリースが計画されているそうです。
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キャンペーンの目標金額は450,000ドルで現在は約16,000ドルが集まっています。なお、リワードにはDLC、サウンドトラック、サイン入りグッズ、ゲームへの出演、シャックとのディナーなど様々なものが用意されています。