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東西冷戦による国家間の駆け引きをテーマにしたRTS『East vs. West: A Hearts of Iron Game』が開発中止

Paradox Interactiveは、1945年から1991年までの国家間による東西冷戦をテーマにしたRTS、『East vs. West: A Hearts of Iron Game』の開発を中止したことを、Paradox Interactive公式フォーラムで発表しました。

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Paradox Interactiveは、1945年から1991年までの国家間による東西冷戦をテーマにしたRTS、『East vs. West: A Hearts of Iron Game』の開発を中止したことを、Paradox Interactive公式フォーラムで発表しました。

発表によると、パブリッシャーは開発元であるBL Logicに最大の敬意を払っており、この決定は軽んじられたものではなかったとのこと。続いて、プロジェクトが大幅に遅れているために、求められる開発期間内でオープンベータが設定基準を満たすことはできないと思います、と予定されていたオープンベータの状況を伝え。本作の開発は、2011年5月から開始し、その過程は浮き沈みの激しいものであり、未来に向かって最高の努力をしていたに他ならない、としています。最後に、開発元が本作へ懸命に取り組み、多大な努力を払った事に感謝している、と述べています。

『East vs. West: A Hearts of Iron Game』は、2012年10月発表されたタイトルで、当初は2013年Q2リリース予定でしたが、発売予定時期を過ぎるも具体的な発売日決定など大きな動きはなく、今年1月20日に、3月からオープンベータが開始予定と発表されていました。開発元のBL Logicは、『Hearts of Iron 2』をよりリアルに設定した「民主主義の兵器廠」というタイトルの、スタンドアローン拡張版『Arsenal of Democracy(アーセナルオブデモクラシー)』を開発したスタジオです。

本作は冷戦をテーマにし、改良されたAIや、スパイシステム、海軍システムなどを筆頭に、ベトナム戦争や、中東戦争、核開発、宇宙開発競争などを再現。下手したら第三次世界大戦が起こってしまうという、政治的な事柄が中心の『Hearts of Iron』となる予定のタイトルでした。


2012年10月に発表されたトレイラー


2012年11月に公開されたコンセプト解説映像


2013年6月に公開された『EvW』ハイライト
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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