Epic GamesとMozillaは、ブラウザ上で動作するUnrela Engine 4(以下UE4)を発表しました。このUE4は、Firefox上でネイティブに近いスピードで動作する、専用のWebプラグインが必要ない物となっています。
同時に公開された映像では3Dデモでは、“Epic Soul Demo”と題したされた渓谷内に設置された像を描写しているものと、街の裏路地を写したものが数秒。そして2Dデモとして“Epic Swing Ninja Demo”という、横スクロールアクションゲームの映像が収められ、最後にMozillaが、GDCでブースを出展する予定であることを映像の最後に告知しています。
また、この発表によるとUnreal Engine 4は、PCとコンソール機、モバイル機器、そしてWebブラウザ向けに設計することが可能とのこと。なお、2013年3月にMozillaとEpic Gamesは同Firefoxで動作するUnreal Engine 3を発表しており、その実演デモを公開した際asm.js(高速で処理できるJavaScript)を利用していることも紹介しています。
昨年公開されたFirefox上で動作するUE3デモ
このasm.jsとUE3を利用したブラウザ上で動作するゲームは、2013年12月にNom Nom Gamesが開発したFree-to-Playのアクションシューター『Monster Madness Online』で利用されています。
Nom Nom Gamesの『Monster Madness Online』