PC関連のハードウェアメーカーNvidiaは、GTC 2014(GPU Technology Conference)で、Kepler GPUを2つ搭載した「GeForce GTX TITAN Z」を発表しました。このグラフィックカードは、5K解像度とマルチモニターに向けて設計されています。
この「GTX TITAN Z」は、同Nvidiaの「GTX TITAN」に採用されているKepler GK110を二つと、12GBのGDDR5グラフィックメモリ、そしてCUDA Coreを5760基搭載しています。このグラフィックカードの価格帯は2999ドル(日本円で約30万円ほど)で、海外での発売時期は4月を予定しています。
また、1枚のグラフィックカードに2基のGPUを搭載したモデルは、以前から少数存在しており、昨年ではAMDの「Radeon HD 7990」や、ASUSの「Mars 760」などそれぞれ登場しています。この、カンファレンスで披露された「GeForce GTX TITAN Z」のデモンストレーション映像では、物理演算処理の紹介の他に、12:50から“Unreal Engine 4”のデモと解説も行われているのでこちらもどうぞ。
「GTX TITAN Z」発表時
「GTX TITAN Z」レンダリングデモ
カンファレンスハイライト
※UPDATE(2014/03/26 17:00) :「GTX TITAN Z」のレンダリングデモと、カンファレンスハイライトの動画を追加しました。