●Gameplanet: 90/100
●IGN: 80/100
- ゲーム性こそ皆無なものの、素晴らしい時間を過ごすことが出来た。小さなマップには沢山のジョークや見覚えのあるバグが詰め込まれていて、数時間は悪ふざけを楽しめる。面白おかしい物理演算エンジンやバグによって彩られたインタラクティブな風刺作品だ。
●Multiplayer.it: 75/100
●Lazygamer: 70/100
●Eurogamer: 70/100
- 主人公にヤギを選ぶという天才的なチョイスは素晴らしく、農場版GTAのようだ。恐らく開発には多くの時間を割いてないと思われるが、それでも巧妙に考えられている作品だ。なんともいい加減なゲームでボリュームこそ少ないながらも、楽しくプレイすることが出来た。
●The Escapist: 60/100
●GameInformer: 50/100
- 操作性も悪くオブジェクトにまつわるとんでもないバグも多いが、冗談の範疇と言えるだろう。プレイしたことに全く後悔を感じてはいないのだが、かと言って他人にオススメ出来るタイトルという訳でもない。Coffee Stain Studiosのジョークとしては認められるが、ゲームとしては劣悪だ。
●米国ジョージア州在住の羊飼い Angelina Bellebuonoさん : ??/100
- 実際のヤギの舌は人間を対向車線に運ぶ為の道具ではないし、彼らは人間の膝元で愛くるしく眠るようなかわいい生き物だ。私は開発元から連絡が来ることを待ち望んでいる。本物の羊を飼っている私とCoffee Stain Studiosがコラボすれば、本作を更なる次元へと引き上げることが出来るからだ。ヤギの舌についてとか、その他様々な点においてね。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
4月1日にリリースされたWindows向けタイトル『Goat Simulator』のレビューをお届けしました。metacriticでの平均スコアは62点とのことです。ジョーク作品なので“ゲーム性に関しては劣悪である”とのレビューが多いようですが、中には「その劣悪なバランスさえもユニークだ」と肯定してしまうコメントも見られました。また、大手海外ゲームメディアPC Gamerでは写真家として活動しながら実際のヤギを13頭ほど飼育しているAngelina Bellebuonoさんによる本格的なレビューも紹介されています。もはやどこまでがエイプリルフールネタなのか判別しにくいですが、一見の価値があるので興味のあるユーザーは合わせてチェックしてみましょう。