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1984年の登場以来、世界の様々な機種でリリースされてきた『テトリス』。落ち物パズルゲームの元祖とも言われる『テトリス』のモバイル版が累計4億2500万ダウンロードを達成していたことが明らかになりました。
これは海外大手メディアVenture Beatが、米国ペンシルベニア州で行われた『テトリス』30周年イベントで、ライセンスを管理するザ・テトリス・カンパニーの経営者ヘンク・ロジャース氏へのインタビューによって明らかになったもの。4億2500万ダウンロードという数字は過去14年間にモバイル版(携帯電話)でリリースされた全作品を累計した数で、Free-to-play(無料プレイ)を含んでいない数とのこと。
ちなみに、ゲームボーイ版『テトリス』は世界で3500万本。パッケージ製品は合計で7000万本を売り上げています。モバイル版で達成された4億2500万ダウンロードという数は『テトリス』がリリースされたプラットフォームの中で間違いなくトップを飾っています。
ヘンク・ロジャース氏はコンピュータRPG『ザ・ブラックオニキス』を開発したゲームクリエイターで、日本のゲーム業界に多大な影響を与えた人物。1996年に『テトリス』の制作者アレクセイ・パジトノフ氏と共にテトリス・ホールディングとザ・テトリス・カンパニーを設立し、世界中の『テトリス』ライセンスを管理しています。