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LucasArtsがかつて『StarWars』の「ダースモール」ゲームを計画していた、2011年にキャンセルに

『StarWars 1313』といったタイトルが惜しまれながらも消え行く状況にある中、新たにあの「ダースモール」を主役にしたゲームが2011年にもキャンセルされていたというニュースが海外にて報じられました。

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昨年春にも『StarWars』ゲームの開発をディズニーとElectornic Artsに任せ、自らはライセンス管理へ移行することを明らかにしていたスタジオLucasArts。『StarWars 1313』といったタイトルが惜しまれながらも消え行く状況にある中、新たにあの「ダースモール」を主役にしたゲームが2011年にもキャンセルされていたというニュースが海外にて報じられました。

これは海外ゲーミング雑誌Game Informerの最新号にて米国のRed Fly StudioのCEOであるDan Borth氏が明らかにした情報。Borth氏によればLucasArtsとRed Flyは8ヶ月間をかけてダースモールが主役となるゲームを開発していたものの、後にパブリッシャーによりキャンセルされてしまったとのこと。対象プラットフォームは当初は任天堂ハード独占、後にPCおよびPS3/Xbox 360/Wii Uへと変更されたと伝えています。

Borth氏の話しによれば開発は順調に進んでいた模様で、2010年10月にRed Flyがプロトタイプを開発していた中、映画監督George Lucas氏がミーティングで「ダースモール」タイトルの新たなビジョンを提示。Lucas氏はダースモールと女性のダースタロンによる『Buddy Cop』(警官コンビの映画)のような体験を求めており、LucasArtsのこの提示を満たすゲームプレイメカニックがすでに存在したとBorth氏は振り返っています。

Borth氏によればLucasArtsは一時はRed Flyをスタジオごと買収することも検討していたものの、2011年6月にプロジェクトがキャンセル。また開発中止が伝えられる2週間ほど前にはRed FlyとLucasArtsの関係は解消されてしまったそうです。



『Star Wars: Battlefront III』や『StarWars 1313』など、かつて開発されていたタイトルのキャンセルが目立つLucasArts。映画『Star Wars Episode 1』にて登場し、その両刀のライトセーバーと鬼を想起させるビジュアルで話題をさらったダースモールが主役の作品となると、発売に至っていれば大きな注目を集めていたはずです。

なお現在『StarWars』ゲームの開発はディズニーおよびElectronic Artsが担当しており、『Battlefield』で知られるDICEが『StarWars: Battlefront』を、『Dead Space』で知られるVisceral GamesとBioWareも新作を開発中とされています。
《ishigenn》
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