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『Halo』シリーズや『Destiny』を手掛けるBungieの作曲家、Marty O'Donnell氏は、先週同社の役員会から解雇されたと自身のTwitterで告白しました。海外メディアPolygonが報じています。
I'm saddened to say that Bungie's board of directors terminated me without cause on April 11, 2014.
Marty O'Donnell (@MartyTheElder) April 16, 2014
「悲しいことだが、Bungieの役員会は4月11日付けで理由もなく私を解雇した」という呟きには多くのファンから疑問や悲しみの返信が寄せられています。O'Donnell氏は『Halo』シリーズの他にも数々の楽曲で知られており、TotalAudioで『Myth 2』、『Oni』、『Halo: Combat Evolved』のスコアを手掛けた後にBungieに入社しました。同社在籍中は『Halo』3部作や『Halo: Reach』、『Halo 3: ODST』で声優や音響デザインを指揮し、TotalAudio時代の良きパートナーであり、現在Bungieで音響デザインの立役者であるMike Salvatori氏とたびたび共同制作をしていたとのことです。
同氏は先だって、Salvatori氏とPaul McCartney氏と共にBungieの新作シューター『Destiny』のサウンドトラック制作に携わっており、前日譚となるプロジェクト『Music of the Spheres』をリリースしたばかりでした。解雇の背景にはどういった事情があるのか、さらなる情報が待たれます。