イギリスのブリストルに拠点を置くインディーデベロッパーOpposable Gamesが、デュアルスクリーンを用いて隊員を指揮するRTS『Salvaged』のKickstarterキャンペーンを開始しました。
本作の舞台となるのは遠い未来。宇宙旅行が一般的になり、人類は広い宇宙にその版図を広げていました。そこで発生してくるのが宇宙船の遭難事故。研究や観光、鉱業、軍事目的に使用する宇宙船を持っている政府や企業は、当然ながら遭難事故をリスクとして捉えており、行方不明や難破船が発生するとデータベースに登録し、調査を依頼することになります。
プレイヤーはサルベージライセンスを持っている事業者の一人で、政府や企業が登録したデータベースを参照し、ミッションごとに生成される難破船のサルベージを行っていくことになります。サルベージの目的は船のブラックボックスレコーダーを回収すること。プレイヤーはRISC(Remote Interstellar Salvage Crew)の指揮官として部下を指揮し、放棄された物資を回収して小遣いを稼いだり、脅威を排除して目的を達成していきます。

本作で特徴的なのはデュアルスクリーンによる隊員達の指揮。片方の画面には4分割された4人の隊員それぞれの一人称視点が表示され、もう一つの画面には様々な情報が表示されます。これらの情報を整理し、隊員たちに的確な指示を出していくことになります。

難破船には、脅威となる存在がいるため、的確な指示がミッション達成の鍵となりそうです。また司令室から調査対象の船をハッキングし、ロックされた扉を開けるなどのサポートを行うことができます。
プラットフォームはWindows/Mac/Linuxの他、デュアルスクリーンでの操作用にi
OS/Androidタブレットやスマートフォンを利用することが可能。2014年5月下旬に開発ビルドを公開予定で、早期アクセスは2014年後期、正式リリースは2015年初頭を予定しているとのこと。
Kickstarterキャンペーンは5月15日まで行われ、執筆時点で初期目標額125,000ドルのうち9783ドルの誓約を受けています。デュアルスクリーンによる一味違ったタクティカルRTS『Salvaged』。気になった方はKickstarterサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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