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『ilomilo』の元スタッフによるお蔵入り作品『Brisby & Donnovan』の映像が発掘

Southend Interactiveで本作の開発を手掛けたゲームデザイナーのSimon Flesser氏とMagnus Gardeback氏が、2010年の初頭に準備を進めていたとするお蔵入り作品『Brisby & Donnovan』のプロトタイプ映像がおよそ4年の時を経て発掘された模様です。

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2010年にXbox LIVEアーケードなどで登場し、その独創的で牧歌的な世界観が人気を博していた3Dパズルゲーム『ilomilo』。Southend Interactiveで本作の開発を手掛けたゲームデザイナーのSimon Flesser氏とMagnus Gardeback氏が、2010年の初頭に準備を進めていたとするお蔵入り作品『Brisby & Donnovan』のプロトタイプ映像がおよそ4年の時を経て発掘されました。

小熊のようなBrisbyを主人公に、体のサイズが変化するDonnovanと世界を冒険する2Dアクションの本作では、あらゆる物を食べるDonnovanの存在がゲームの特徴となっているようで、ボス戦まで収録された約6分半の映像でその要素が確認できるものとなっています。お蔵入りとなってしまった理由は不明ですが、Simon Flesser氏とMagnus Gardeback氏は2010年にゲームスタジオのSimogoを設立してSouthendを退社している為、プロジェクトの立ち消えを余儀なくされる状況にあったのかもしれません。

尚、Southend Interactiveは昨年6月に従業員が『Far Cry 3』や『The Division』の開発を手掛けるUbisoft Massiveに吸収される形で閉鎖となっており、同作が日の目を見る可能性は極めて低いと言えそうですが、SimogoはiOS向けなどに『ilomilo』を髣髴とさせる可愛らしいゲーム作品をリリースしているので、ファンの方はそちらもチェックしてみては。
《Round.D》
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