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Kickstarterでは目標金額の15万ドルを余裕で超える110万ドルを集め、既に3,000台以上の予約が入っているVirtuix社のルームランナー型VRデバイス「Omni」ですが、同社はベンチャーキャピタル数社(※)より300万ドル(約3億円)の出資を受けた事を発表しました。
※ Tekton Ventures及びMaveronを筆頭にScentan Ventures、Radical Investments、Scout Ventures、StartCaps Ventures、個人投資家によって構成。
Tekton Venturesの創立者であり業務執行社員であるJai Choi氏は今回の出資について次のようにコメントしています。
- 「Virtuixのバーチャルリアリティ技術は没入型ゲームの展望を一変させるにとどまらず、トレーニング、シミュレーション、フィットネス、医学、軍事といったゲームを超えた分野においても、有用で面白い個人向けの体験を可能にするでしょう。Omniは可能性の扉を開いています。私たちはJan(Jan Goetgeluk、Virtuix CEO)とVirtuixのチームと仕事ができる事を光栄に思います」
先月にはFacebookがVRヘッドセット「Oculus Rift」のOculus VR社を20億ドルで(約2044億円)買収したとのニュースが話題となりましたが、これだけ大きなお金が動くのは大手企業や投資家達がVRデバイスを投資対象とみなしているという事であり、今後更なる発展が見込める分野だと言えるのではないでしょうか。
今まさに大きなムーブメントとなっているVRはこれから先どのような進化を遂げていくのでしょうか。