
Valveは昨年11月よりベータテストが開始されていたSteamの新機能「Steam In-Home Streaming」の正式サービスをスタートしたと発表しました。ベータ中はテスターのみと参加が制限されていましたが、今後は全ユーザーが自由に使用することが可能です。
Steam In-Home StreamingはPCから同ネットワーク内に存在する別のPCへとSteamを経由してストリーミングプレイを可能にするサービス。同ネットワーク内に存在するPCにてそれぞれSteamクライアントを起動すると自動的に検知し、受信側のPCから親機のSteamライブラリにてストリーミングプレイをスタートしたり、リモートインストールすることが可能となります。
同サービスは特にValveが放つハードウェアシリーズ「Steam Machines」に向けて開発されており、Linuxをベースとした「Steam OS」にてWindows向けタイトルをプレイすることが可能に。他にもメインマシンから離れた位置にあるリビングルームへ余ったサブPCを設置し、テレビでゲームをプレイするなどの利用方法が考えられます。
なおSteam OS、Linux、Mac OSのストリームホスティングは近日中に対応予定。
公式ページでは先日発売されたばかりの『Dark Souls II』のイメージも登場。海外バンダイナムコゲームスは「それはミリ秒単位での出来事。良好なハードウェアと高速のホームネットワークがあれば、ゲームがリモートで動作していることも忘れてしまうだろう」とコメントを寄せています。