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現地時間の6月2日、Appleは開発者向けカンファレンス「WWDC14」にて、Epic GamesのUnreal Engine 4を使用したiOS向け技術デモ「Zen Garden」を公開。またあわせてショウケース映像にてiPad上で動作する『Plants vs. Zombies: Garden Warfare』を披露しました。
これは今秋リリース予定の次期OS「iOS 8」や新プログラミング言語「Swift」と共に発表されたiPhoneとiPad向けの新モバイルAPI「Metal」におけるセッションで公開されたもの。「Metal」はiOSデバイスのレンダリングにおけるCPUの効率性を劇的に向上させると伝えられており、APIによる減衰なくA7モバイルチップのパワーにさらに使用できるとされています。
今回デモを公開したEpic Gamesだけでなく、Frostbiteを有するElectronic ArtsやCry EngineのCrytek、そしてUnityといった企業がすでに「Metal」に取り組んでいるとのこと。「Zen Garden」はiOS 8のリリースと共に無料デモとして配布される予定ですが、今回披露されたiPad版『Plants vs. Zombies: Garden Warfare』の詳細については明らかにされていません。
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なおAppleの公式サイトでは、近日中にもカンファレンスの映像が視聴可能となる予定。Metalは今秋にiOS 8アップデートの一部としてリリースされます。