すでにベータ版がプレイ可能となっていたVer 1.1では、新規マップおよびローカルでのマルチプレイヤーモードを新たに搭載。倒立や壁走りといった新規アクション、新たなヤギの種類に『Minecraft』プレイなどを盛り込んでいます。
今回の配信に合わせSteamのコミュニティページではパッチノートも公開。「VRサポートを追加しました」からの「VRサポートを削除しました」、「Flappy Goatを削除しました。このクソゲー嫌い」からの「『Falppy Goat』で11ポイントゲットした、再収録しよう」といったジョーク。また「マジでパッチが配信されてから4秒後にパッチノートについてたずねるスレッドを立てるのはやめろ、落ち着け」や「『ゴジラ』(新作映画)を見に行った。いいね。サウンドエフェクトがクール」といったゲームの追加コンテンツとは全く関係無い文章が散りばめられており、開発Coffee Stain Studiosの真面目に馬鹿をやる姿勢が改めて笑いと共に確認できます。
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なお今回のアップデートで追加された新規マップにはホテル「Put-In」なる名前の建物が存在し、LGBT(レズビアンやゲイなどの性的少数者)を示す七色の旗が飾られるなど、近年改めて同性愛者に対する姿勢が問題視されているあの国家をコケにしているのではないかと注目が集まっていました。そんな中、開発Coffee Stain StudiosのArmin Ibrisagic氏は海外メディアPolygonに対し「我々はマジでプーチンを苛立たせたかったんだ、もし彼が本作をプレイしなくても見てくれるよう願うよ」とあっさり大統領の名を明言。「我々のゲームをプレイしている数十万人の人々は恐らくこの手の事に興味がないだろうという事実を上手く活用もしたかった」と伝えています。