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世界的なMOBAタイトルとして、『Dota 2』と並びe-Sportsの隆盛に一役買っている『League of Legends』。そんな同作の運営元Riot Gamesより、二名の『LoL』プロ選手が「不適切な振る舞い」を理由にBAN処分されたことが明らかになりました。
今回アカウントのBAN処分が実施されたのは、プロチーム「Ninjas in Pyjamas」に所属するAlfonso "Mithy" Rodriguez選手とErlend "Nukeduck" Holm選手の二名。両選手は以前から「スポーツマンシップに則っていない行動」について警告されており、チャットでの発言を一部制限されていた模様。主にソロキューでのゲームプレイの際に人種差別を想起する発言を繰り返していたことから、ユーザーから多くのスパム報告を受けていたようです。また、制限後も振る舞いの改善がなく、今回のBAN処分が実施されたとのことです。
今回の処分により、両選手は2014年内に行われる『League of Legends』公式大会への参加権を失っています。Riot Gamesは以前からe-Sportsにおけるスポーツマンシップの向上に努めており、スパム報告への対応やチーム間での協力意識を高める新モードなどを実装してきました。ですが、同社が理想とする健やかなe-Sports像の実現にはまだまだ多くの時間を費やす必要がありそうです。