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次世代機向けの大作ゲームが話題の中心だったE3ですが、ゲーム以外にも変わったブースがあったので取材してきました。
インディーコーナー付近にあるWebrootのブースでは、PCゲーマー向けのセキュリティーソフト「Webroot SecureAnywhere AntiVirus for PC Gamers」が展示。ゲーマーがゲーマーのために作ったという本製品、ゲームプレイ時のパフォーマンスに影響を及ぼすことなく、ウィルス防止に最大限の効果を発揮すると謳っています。
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スキャン所要時間1分25秒と計測。
Webroot製アンチウィルスの強みは、独自のクラウド技術を採用している点。インストール容量が既存のソフトにくらべて極端に小さく、ウィルススキャンも僅か数分足らずで済ませることができます。また、最新の定義ファイルをクラウド上に置いているため、日々データをダウンロードする必要もないのだとか。
担当者に話を聞くと、PCゲーミングはフィッシングやマルウェア被害の対象になりやすい分野の一つで、同社はそこでの脅威を徹底的にリサーチし、ゲームに特化した製品を開発。ユーザーのPC環境を分析して最適化を行い、ゲームプレイパフォーマンスを損なわずにアンチウィルスを維持できるということです。従って、よくある「ゲームモード」のような設定も存在しません。
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Webrootのブースでは、実際にPC版『Watch Dogs』を動作させてパフォーマンス数値をディスプレイしたり、トライアルコードを配布するなどしてゲーマーにアピールしていました。