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昨年末のゲームイベントVGXでは映像製作集団Mega64によるジョーク映像で「Joke of the Year」に選ばれるなど、発表当初の熱はすでに冷めつつあるように見えるAndroid据え置きゲーム機「Ouya」。次世代の据え置きコンソールたちが好調なセールスを見せている中、新たにOuyaが800本以上のタイトルを年間60ドルで遊べるという格安プランで攻勢に出ました。
「Ouya All-Access Pass」は59.99ドルを支払うことでEメールによってデジタルコードが送られ、そのコードをアカウントと紐付けすることでOuyaのゲームを無料で購入できるというパス。対象タイトルはフルゲームやレベルパックアドオンなどが30ドル以下で1度に購入できるもので、追加アイテムやパワーアップといったF2Pスタイルのコンテンツは含まれていません。
Ouyaでは現在842本のタイトルが購入可能となっており、800以上のタイトルがプレイ出来ると謳われている「Ouya All-Access Pass」は文字通りほぼ全てのOuyaにてプレイ出来るゲームへ59.99ドルでアクセスすることが出来ます。Ouya社は800以上のゲームには合計2,000ドル以上(約20万円以上)の価値があるとコメント。Ouyaプラットフォーム上では『The Cave』や『Broken Age』、『Double Dragon Trilogy』や『TowerFall』などのタイトルが販売されており、これら有名ドコロのタイトルをプレイするだけでもお釣りが来る計算です。
なお詳細な終了時期や販売数は不明ながら、「Ouya All-Access Pass」の販売は時間と数量に限りがあることが明らかにされています。インディーゲームおよびAndroid向けゲームが目立つプラットフォームではあるとはいえ、この格安プランがゲーマーの注目を引くことができるのか、今後の同号に注目したいところです。