
Sledgehammer Gamesが開発しているシリーズ最新作『Call of Duty: Advanced Warfare』。強化外骨格や、ホバーバイクなど数々の未来テクノロジーを駆使した戦いが繰り広げられる本作で、注目を浴びる3Dプリントライフル「IMR(Integrated Munitions Rifle)」のディテールが公開されました。
IMRの画像を見て気づいた方も居るかもしれませんが、この銃には弾丸を供給する脱着式の「弾倉」が存在しません。弾丸は銃本体が3Dプリントによって生成し、チャンバー(薬室)に直接供給するシステムを採用しており、ストック部に接続されたカートリッジには弾丸の材料となる液化された爆発性の混合複合材が充填されています。
2分22秒あたりでIMRのリロードモーションを確認できる
常に弾丸を供給しているわけではなく、リロードモーションを行うことで弾丸が生成されるとのこと。また映像で確認できる残弾数の下には生成可能数が表示されています。Sledgehammerのアートディレクター Joseph Salud氏は「IMRは先進的なハードウェアではなく、空想科学の一部のように感じる必要がありました。」と語っています。
IMRはSledgehammerの研究開発にて3Dプリントが将来の戦場に与える影響に着目して誕生したとのこと。スタイリッシュなデザインと革新的なシステムを備えたIMR。この銃のゲームでの有効性はもちろんのこと、現実的な実用性に関するメリット・デメリットを考えてみるのも面白そうです。