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SCEがPS4向けEA Access展開を拒否「PSユーザーが期待する価値を持っていないため」

先日、Electronic ArtsがXbox One向けに発表した月額4.99ドルのEAタイトル遊び放題サービス「EA Access」。SCEがPS4へのサービス展開を拒否したことが明らかとなりました。

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先日、Electronic ArtsがXbox One向けに発表した月額4.99ドルのEAタイトル遊び放題サービス「EA Access」。SCEがPS4へのサービス展開を拒否したことが明らかとなりました。

これは海外メディアGame Informerが、EA AccessのPS4展開に関してメールでSCEに確認を取ったことで判明したものです。それによるとSCEは、EA Accessのサブスクリプションを評価した際「PSユーザーが期待する価値を持っていない」という判断を行ったと説明しています。

さらに、PS Plus会員はPS4が発売してから200%増加したことに言及。これはゲーマーが複数のデバイスに様々なサービスを提供する1つの低価格なサービスを探していることであり、「EAタイトルに特化した月額5ドルを支払うプログラムは、PSユーザーにとって良い価値をもたらすとは思えない」と答えています。

北米でPS Plusは月額9.99ドル(年間49.99ドル)で展開しており、人気タイトルの割引やフリープレイを実施しています。8月のPS Plusメンバー向けフリーゲームラインナップはCrytekの『Crysis 3』やヴァニラウェアの『Dragon's Crown』など人気タイトルが目白押しです。過去にはIrrational Gamesの『BioShock Infinite』なども北米PS Plusメンバー向けに配布されたこともありました。

EA Accessは、月額4.99ドル(年間30ドル)で『Battlefield 4』など複数タイトルへのアクセスや、他のEAタイトルの割引などが盛り込まれています。国内でPS Plusは月額476円+税(年間4762円+税)でフリープレイタイトルも北米と異なっているため、単純な比較を行うことは難しいです。EA Accessが今後どのように展開をするのか、Electronic Artsの動向に注目です。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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