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Gamescomの直前にDONTNOD Entertainmentとスクウェア・エニックスが開発するアドベンチャーゲーム『Life if Strange』が発表。Gamescom 2014会場にて本作の開発スタッフが「是非とも日本の皆さんにも知って欲しい」ということで、プレゼンテーションに参加してきました。DONTNOD EntertainmentのプロデューサーLuc Baghadoust氏とゲーム/アートディレクターMichel Koch氏、同じくゲームディレクターのRaoul Barbet氏が本作を解説してくれました。
アドベンチャーゲーム『Life is Strange』は時を巻き戻す能力を持った少女Maxが主人公の物語。オレゴン州の架空の町Arcadia Bayを舞台にしています。物語はMaxが5年ぶりにArcadia Bayに帰ってくるところからスタート。かつての親友であったChloeと再開するも父を亡くしたショックから髪を青く染めており、昔とは違う姿がそこにありました。
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そんな中、Chloeのハイスクールでの友達であるRachel Amberが謎の失踪を遂げます。友達であるRachelを必死に探すChloeに協力し、能力を使って事の真相を究明していくのがゲームの目的となっています。ちなみに本作のプレゼンテーションが行われた部屋はChloeの部屋を再現しており、手描きの捜索ポスターなどが貼ってありました。
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本作は手描きのようなグラフィックで描かれており、独特な世界観を醸し出しています。Maxの特殊能力である時を巻き戻す力は、起こった出来事を違った結果へと改変していくもの。割れるはずだったガラスを割れないようにしたり、怒らせる結果となった会話や出来事をやり直したりと、時間を操り物語の真相へとたどり着いていきます。それだけだとアドベンチャーゲームにおけるセーブ&ロードと同じように感じるかもしれませんが、決定的に違うのはMaxが違うルートの記憶をもっていること。例えば、ガラスの割れた結果起きた出来事と、ガラスが割れなかったから起きた出来事の両方を体験していることになり、新たな選択肢を選べるようになったりします。
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小さい出来事の連続によってバタフライエフェクトのように物語が変化していくデザインとなっている本作。出来事を改変したことによってそれが良い結果になるか、それとも悪い結果になるかはわかりません。怒らせる出来事が結果的に良い結果をもたらすことかも知れないし、ガラスが割れなかった結果、なにか悪いことが起きてしまうかもしれません。ちなみにこの時間の巻き戻り能力にはチェックポイントが設定されており、チェックポイントを超えて巻き戻ることはできないとのこと。時間と結果をテーマにしたアドベンチャーゲーム『Life is Strange』。5年ぶりに故郷に戻ったMaxと心に深い傷を負ったChloe、そして謎の失踪を遂げたRachelの3人を取り巻く物語の結末が気になります。
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急遽発表されたように思える『Life if Strange』。Game*Spark読者ならご覧になったかもしれませんが、今年の6月に『Remember Me』を開発したDONTNOD Entertinmentとスクウェア・エニックスがデジタル専用タイトルを開発していると発表されていました。その正体がこのアドベンチャーゲーム『Life is Strange』だったというわけです。1年ほど前から40人ほどの人数で開発しており、それ以前は5人ほどで開発を行っていたという本作はGamescomでのお披露目となりました。
『Life is Strange』は海外でPC/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360向けにエピソード形式で配信され、全5エピソードの配信を予定。1エピソードあたりのボリュームは2~3時間ほどとなっており、現在配信スケジュールや価格などは調整中とのこと。テンポの良い配信タイミングで物語を楽しめるようになると語っていました。、現時点で日本国内での配信予定は無いとのこと。デモプレイには国内での表現が難しそうなシーンもあったため、国内リリースは難しいかもしれません。