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『Metro』の4A Gamesが情勢不安つづくウクライナからマルタへのスタジオ移行を本格化、その胸中を語る

『Metro』開発スタジオ4A Games。発表から2ヶ月が過ぎた中、同スタジオのオーナーが数日前にマルタに到着した様子を写真などで公開し、さらに母国を去ることとなったその胸中を明らかにしました。

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今年5月に本拠地のあったウクライナとは別に南ヨーロッパのマルタ共和国にスタジオを新設し、本拠地をそちらへ移すと発表していた『Metro』開発スタジオ4A Games。発表から2ヶ月が過ぎた中、同スタジオのオーナーが数日前にマルタに到着した様子を写真などで公開し、さらに母国を去ることとなったその胸中を明らかにしました。

写真はスタジオのオーナーAndrew "Prof " Prokhorov氏のFacebookに掲載されたもので、Prokhorov氏は「親愛なる母国へ、今日の朝、我々はしばらくのあいだ君の元を離れることになる。君を愛していないからではなく、プーチンと戦争しつつ投資家たちを確保することはとても困難なんだ、さもなければ4A Gamesは存続することができない」とコメントし、新ロシア派との騒乱続くウクライナから離れる理由を説明しています。

またProkhorov氏は「パブリッシャーたちのことは理解できるが、我々の胸中は悲しみに満ちており、混乱の渦中にある我が国を離れるのだから裏切り者のようにも感じてしまう。我々は裏切り者ではない、我々はきみを愛している」と語ったほか、「4A Games Maltaはウクライナの企業だ」と母国から離れても4A Gamesがウクライナの企業であることを強調しました。

Orokhorov氏はウクライナ軍内で伝統的なフレーズとなっている「ウクライナに栄光を!英雄に栄光を!敵に死を!」にてFacebookへの投稿を締めくくっています。
《ishigenn》
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