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Jade Raymond氏
『Assassin's Creed』シリーズをはじめ、『Splinter Cell Blacklist』や『Watch Dogs』などの大作にも携わった女性プロデューサー、Jade Raymond氏が約10年勤めていたUbisoftを退職する事が発表されました。今後は将来の新たな機会を求め前に進んで行くとの事。
また、彼女が2009年から担当していたトロントスタジオのマネージング・ディレクターのポストは、同スタジオ設立の中心メンバーであり『Splinter Cell Blacklist』や『Splinter Cell Conviction』、『Rainbow Six Vegas』にプロデューサーとして携わった経歴を持つ業界歴15年以上のベテラン、Alexandre Parizeau氏が引き継ぎます。
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Alexandre Parizeau氏
Jade Raymond氏は「私はUbisoftで素晴らしい10年を過ごしました。そして、この業界で本当に驚くべきゲームを作る最高のチームの一員であった事を誇りに思います。今回の決断は私のキャリアの中で最も難しいものでしたが、トロントスタジオは好調で着実な道を歩んでいます。私はスタジオのリーダーシップをAlexにまかせ、私の別の志や新たな機会を求める良い時期であると確信しています」と語るとともに、Ubisoftによる長年の協力への感謝を伝えています。
モントリオールスタジオ及びトロントスタジオのCEOであるYannis Mallat氏は「私はUbisoftを代表してJadeのリーダーシップと長年にわたる貢献に感謝したい。そして、彼女の次なる冒険が最高のものとなる事を望んでいます」とコメント。Jade Raymond氏とUbisoftの良好な関係が伝わってきます。
果たして彼女はこれからどのような動きを見せるのか、業界のみならずファンからも大きな注目を集めるのではないでしょうか。