第二弾は、シリーズ一番人気の戦闘ロボット「クラップトラップ」と半人半機械の執政者「ウィルヘルム」を紹介。シリーズファンなら、本作で活躍するクラップトラップのスキルや能力が気になるところ。背丈が低い分、戦闘では有利になるのでしょうか。
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- クラップトラップ
(CRAPTRAP AS A MISTAKE)
ボーダーランズシリーズでナンバーワン人気を誇る戦闘ロボット。「ボーダーランズ」の冒頭、惑星パンドラに降り立ったVaultハンターを迎えてくれるのがクラップトラップだ。
ある時点で、クラップトラップのプログラミングは根本的に変化し、惑星忍者アサシンクラップトラップに変形する。ボーダーランズ2では、クラップトラップはガイドとして憎たらしい愛されるコンパニオンとして登場。クラップトラップの生産ラインをつぶしたジャックに復讐を誓うのだった。
一輪タイヤとモノアイの小型ロボットで、身振り手振りやダンスを交えて会話するそのコミカルなキャラクターがファンに愛され、ついに「ボーダーランズ プリシークエル」でプレイヤーキャラクターとしてデビューを果たした。他のキャラクターと比べ身長が低いため、カメラアングルも低いのは愛嬌だ。
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- クラップトラップのスキルツリー
※以下にご紹介するスキルツリー内のスキルは、代表的なものです。
クラップトラップのスキルは、見ているだけでも楽しいものが多い。中でも、ランダムに発動するアクションスキル「VaultHunter.EXE」は非常にユニークだ。
「VaultHunter.EXE」というプログラムが状況を分析し、最適なスキルを決定。アクションパッケージをロードしてその戦闘スタイルを適用するというもの。この予測不可能なアクションスキルはライフを満タンにしたり、シールドを補充する事が出来るが、曖昧なボーナスをくれたり、能力を制限させられる事もある。(どうやら現在「VaultHunter.EXE」はマルウェアとして認識されているらしい)
しかもその効果はコーププレイをしているパートナーにまで及ぶ。ゲームプレイを助けてくれるか、大いに迷惑をこうむるかは、運次第というわけだ。
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- ウィルヘルム
(WIRHERM AS THE ENFORCER)
半人半機械の執行者。道徳心のない傭兵で、事件を起こして辺境の惑星パンドラに逃げてくることになった。
『ボーダーランズ2』に序盤のボスとして登場する時の彼は、ほぼ全身が機械でハイペリオン社(パンドラの資源に目をつけた企業のひとつ)のローダーのボディを使っている。「ボーダーランズ プリシークエル」の物語冒頭ではウィルヘルムはまだほとんど生身の人間で、ハイペリオンのエンジニアをやっている。
ハンサム・ジャックは彼をVaultハンターとしてスカウトする。ウィルヘルムとハンサム・ジャックはハイペリオンに雇われていて、もともと繋がりがあった。それに加え、ウィルヘルムは確実に仕事をこなし余計なことは聞かない男だと評判で、まさにハンサム・ジャックが探している人材そのものだったからだ。
ウィルヘルムのスキルツリーのひとつ、「サイバーコマンド」スキルツリーには、体の一部を機械化するスキルが含まれている。「ボーダーランズ2」に登場したときの姿に変わって行き始める様を本作で確認することができるだろう。
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- ウィルヘルムのスキルツリー
※以下にご紹介するスキルツリー内のスキルは、代表的なものです。
ウィルヘルムは非常に特徴的なスキルを持っている。アクションスキルの「ウルフ アンド セイント」は、2体以上の“ペット”を召喚する珍しいスキルだ。それぞれ役割の異なる戦闘ドローン、「ウルフ」と「セイント」を召喚するスキルで、ウルフは敵を攻撃しながら旋回して、セイントは近くにとどまってウィルヘルムを守ってくれる。
ウルフとセイントは通常は一度発動したら放っておけばいいタイプの支援ドローンだが、「ハンター キラー」ツリーのスキルを一つ習得するだけでターゲットを指定してウルフを好きな場所に飛ばすことができるようになる。たった一つのスキルで、いわゆる「ペット」タイプのクラスに変化させることができる。
また、「サイバー コマンドー」ツリーのスキルを習得していくとキャラクターの見た目が変わっていく。スキルを習得すると、体の一部が機械化されてステータスにボーナスがついたり、新しい能力を得られたりするようになっている。たとえば「パワー フィスト」というスキルを習得すると、片腕が油圧式の伸びるマシンアームに変わって、遠くの敵に爆発するパンチをお見舞いできるようになる。
ウィルヘルムのスキルツリーは色々なタイプのプレイヤーに楽しんでもらえるようになっている。「ドレッドノート」は防御主体の戦術や、チームプレイに適しており、「サイバー コマンドー」はFPSを楽しみたい人に向いている。そして「ハンター キラー」ツリーは、攻撃用ドローンのウルフが強化されて、アクションスキルの使い方に変化をつけられる面白いスキルが多い。
日本語版『ボーダーランズ プリシークエル』は10月30日に発売予定。プラットフォームはPS3/Xbox 360/PCで、値段は税抜き価格で6300円(Steam版は定価7000円)です。