今回は、『ボーダーランズ プリシークエル』のキーパーソンである「ハンサム・ジャック」を紹介。前作の『ボーダーランズ2』では極悪人として描かれていましたが、前日譚にあたる本作ではどのような活躍を見せるのでしょうか。
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- Who is he ? (ジャックはどんな男? )
ハイペリオン社(パンドラの資源に目をつけた企業のひとつ)がパンドラを開拓するにあたって、エルピスが鍵となるに違いない―ヘリオス・プロジェクトの主任であるプログラマー、ジャックはそう考えていた。ジャックは巨大な基地の設備を使って、ヴォルトの秘密を解き明かすチャンスを得ていた。彼は根っからの皮肉屋であり、好かれる人間とは言えない。
ジャックの仕事への熱意やハイペリオンへの忠誠心は疑いようもないが、自分の方が賢いという態度がにじみ出ているのか、なにかと上司の神経を逆なですることが多い。
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- Unassuming Jack
(暴君もかつては下っ端…)
近い将来、パンドラの暴君となる自称「ハイペリオンCEO」、ハンサム・ジャックについて詳しく知る者はあまりいない。彼はかつて、ハイペリオン社のプログラマーとして働いていた。しかし上司たちは彼を軽視し、名前をろくに覚えようともせず「ジョン」と呼んでいたのである。当時のハイペリオン社の会長は、ジャックが会社のために命を落としてもなんとも思わなかっただろう。
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- Good or Evil(善か悪か?)
大悪党のジャックもただの人間だ。これはゲーム中ヴォルト・ハンターが、倒れた彼を蘇生しなければならないシーンにも現れている。ザコの兵士に追い込まれるジャックを助けることによって、凍てついたヴォルト・ハンターの心に憐れみが芽生えたのかもしれない。この時彼に手を差し伸べなければ、ヴォルト・ハンターの苛烈な戦いに身を置かずに済んだだろう…。
ハンサム・ジャックは、ハイペリオン社への忠誠心に支えられ、自分に従う者のための楽園を作り出そうとしている。ヴォルト・ハンターはそんな彼の愛(あるいは狂気)に魅入られて一緒に戦うことになる。脱出ルートが次々と爆破されていく中、ジャックの宿敵ザーピドン大佐率いる謎の部隊からヘリオス宇宙ステーションを守るために…。
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- Poor ol’ Jack (ジャックの末路)
作中、大勢の兵士を相手に1人で奮闘する姿や、ヴォルト・ハンターを月面に逃すために基地に残る姿を見ていると、ジャックは実はいい人なのでは?という気持ちになるはずだ。しかし正気を失いイリジウムを盗もうとした彼は、顔に大きなヴォルト・シンボルを焼きつけられてしまう。こうしてジャックは『ボーダーランズ2』登場時のように顔に仮面を縫いつけることになったのである。
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- Where does your legion lie?
(君は誰の味方だ?)
プレイヤーはジャックの歪んだ過去と狂気への道のりを知った上で、パンドラの危機を救うため彼と協力できるのか?今作はただのシューティングゲームではなく、なにが「善」で、なにが「悪」かという葛藤を描くゲームでもある。善人が悪人のように振る舞い、悪人が善人のように振る舞う中、いったい誰を信じるべきなのだろう?
日本語版『ボーダーランズ プリシークエル』は本日発売。プラットフォームはPS3/Xbox 360/PCで、値段は税抜き価格で6300円(Steam版は定価7000円)です。