
欧米ではローンチから1年経ち、以降明るい話題が多かったPS4。PS3タイトルからのアップグレード、『The Last of Us Remastered』のリリース、インディータイトルの活性化だけでなく、シェア機能やProject Morpheusの発表などにより話題を集めているハードですが、REDBULL.CO.UKがPlayStation UKの代表Fergal Gara氏へのインタビューを敢行し、今後の方針について質問しています。
同氏はまずローンチからの1年を振り返り「我々がこれまでリリースしたどのハードよりも、多くの方が認知し選ばれ、素早く広く普及したことは喜ばしいこと。素晴らしい」と、イギリスでも良いスタートを切ったことを言及。また、これから先のソニーにとってどのようなことを学んだか、といった質問に対しては「ゲーマーの視点に立つことが功を奏した」と説明。「また、イノベーティブなことをし続けることがいかに重要かということがわかった」とも語っています。
しかし革新的なことを行いながらも、これから1、2年の間はより大衆向けに訴求してゆくことが必要となるとも感じており「任天堂のWiiがそうであったように、よりカジュアルなユーザーを引きつける製品が必要となってくる」とも説明しています。
来年には『Bloodborne』や『The Order: 1886』などの注目作も控えながら、欧州では来週に控えた『LittleBigPlanet 3』などの異なる性質を持ったタイトルもリリースされるPS4。日本のマーケットに対してはどのように展開してゆくかも注目ですが、まずは大きな盛り上がりを見せる海外市場にて、今年の勢いを活かしたままより幅広いユーザーに向けてアピールしてゆくことになるかもしれません。