公式ブログでは、これまでに行ってきた調査とテストの結果、命令キューが過負荷状態を誘発し、パフォーマンスに影響を与えていることが判明。現在修正作業に取り組んでいることを報告しました。公開された改善点は以下になります。
- ナビゲーションの合理化:パルクール動作をスムーズに行うための検出システムを修正。また、不適切なスムースナビゲーションのタグが付けられていたオブジェクトを修正。
タスクスケジューリングの改善:特定の状況下で、フレームレートを向上するためのタスクをプロセッサによって優先、並列化されるよう調整。
高所でのパフォーマンス微調整:カメラスイープ時のフレームレートを少し改善するため、高所での最適化を行う。
また、群衆に関するテストを行った結果、群衆規模とフレームレートの低下の間に関連性が無いことが確認されたとのこと。本作の売りの一つである群衆規模は、現在の状態で維持されることを報告しています。
開発チームは、今回発表した修正点を第3弾の修正アップデートで適用するために懸命な作業を行っているとのこと。週末には、この件に関する続報を伝えることが出来るだろうと伝えています。
フレームレートの進捗報告によって、収束の兆しが見えてきた『Assassin's Creed Unity』のローンチトラブル。状況は改善に向かって大きく動き出しています。