MMORPGになった『Civilization Online』―プレイヤー間で核戦争が起きるかも! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

MMORPGになった『Civilization Online』―プレイヤー間で核戦争が起きるかも!

韓国・釜山で11月20日から23日まで開催されている「G-STAR 2014」に、『Civilization Online』が出展されていました。チュートリアルデモと開発者のインタビューを元に、『Civilization Online』というタイトルがどのようなゲームなのかお届けします。

PC Windows
MMORPGになった『Civilization Online』―プレイヤー間で核戦争が起きるかも!
  • MMORPGになった『Civilization Online』―プレイヤー間で核戦争が起きるかも!
韓国・釜山で11月20日から23日まで開催されている「G-STAR 2014」に、『Civilization Online』が出展されていました。

『Civilization』シリーズといえば、古くからあるターン制SLGで、PCでゲームをするユーザーならば有名なタイトルと言えるでしょう。その特徴は文明を発展させる点にあり、先月発売された最新作『Sid Meier's Civilization: Beyond Earth』は、地球の人々を新境地に導きエイリアンの惑星を探索・植民地化して新しい文明を築いていきます。



では、そんなターン制SLGのオンライン版とはどのような内容なのか。筆者が最初に『Civilization Online』の話を聞いたときは、まったくもって意味が分かりませんでした。というのも、担当者は本作をMMORPGだと言うのです。そもそも『Civilization』シリーズはターン制ですし、明白なゲームクリアだって存在します。MO形式の対戦や協力プレイならまだしも、MMORPGなんて……つまりどういうことだよ。そう思っていました。



そこで、「G-STAR 2014」で出展されていたチュートリアルデモと開発者のインタビューを元に、『Civilization Online』というタイトルがどのようなゲームなのか。それをお届けします。

◆プレイヤー=市民




従来の『Civilization』は、自分が管理する全ユニットを神のように操作してきましたが、本作におけるプレイヤーは文明の1市民です。今回出展されたデモでは、「古代」「古典」「中世」「ルネサンス」の4文明を選択し、キャラクタークリエイトを体験することができました。




外見の設定項目はかなり幅広く、体の各パラメーターを『PSO2』の様に数値とスライダーで設定可能。また、選択できるパーツも幅広く、日本人受けがいいキャラクターを作る事もできそうです。

◆世界は一週間でリセット




驚くことに、MMORPGな『Civilization Online』は、一週間でその世界がリセットされてしまいます。ゲーム内では、この流れのことを「セッション」と呼んでおり、プレイヤーは1セッション内で50クラフト分の「建設」と「戦闘の職種を開発」を行うことができます。キャラクターはセッション終了後にリセットされますが、セッション内での貢献と参加の度合いにより、キャラクターの市民階級がアップグレード。さらに、各セッションで「カルマカード」というアイテムを収集し、特殊なアクティブスキルをアンロックさせ、装備してキャラクターを強化することもできます。



セッションへは、新規または進行中に関わらず直ぐに参加でき、自身のスキルや実力を問わず、貢献できる場所を見つけることが可能です。ギルドシステムも実装されており、セッションの参加有無に関わらず、プレイヤーは色々なソーシャルコネクションを持つことができます。

◆高い自由度とリプレイ性




「1週間だと短い」と感じられるかもしれませんが、実際には6,000年の壮大な時空スケールを体験することができます。その過程でプレイヤーは、石斧を振りかざす古代戦士から、近代兵器を武装するパラシュート部隊兵まで、一つの時代から次の文明の進歩を経験することになります。



その過程は毎回異なる内容になるように設計されており、文明を発展させる無限の可能性を各プレイヤーが選択できるようデザイン。傷ついたベテラン戦士、世界遺産を造った建築家、さらには初のロケットを設計した科学者など、個々の経験はユニーク且つプレイヤーの選択に合わせて調整されていきます。

◆オードソックス戦闘




クラフト要素以外にも、クリック形式のオードソックスな戦闘を楽しむ事もできます。攻撃は通常とスキルの2種類があり、ジョブによって変化。また熊や飛行機といったユニットに乗ったり、防衛用の建物を建設することで、戦闘の幅が広がります。




戦闘はPvE・PvPどちらも可能で、ライバルの文明都市を征服することも。ここで面白いのが、ある都市(あるいは個人)が核兵器を開発し、それで世界を滅ぼそうとしているとします。もちろんそれに賛同することもできますが、武力をもって制圧することもできるのです。因みに失敗すれば、そのセッションは核兵器にちなんだエンディングを迎えます。

◆建設は協力した方が効率的




プレイヤーは常に新しい都市を築き、敷地内で建物を構築することができます。もちろん人手が多い程そのスピードは速く、他のプレイヤーと協力することで効率的に行えます。なお、建物の建設には材料が必要で、MMORPGの製作コンテンツの様に木や石から素材を入手します。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

より突っ込んだ話や本作に対する拘りなどは、後日公開予定の開発者インタビュー記事でお届けします。

『Civilization Online』は、11月24日に韓国で第二次クローズドベータテストを実施。国内展開は未定です。
《インサイド》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. タマミツネ以外にも「歴戦のさらなる手強いやつ」が来る。『モンハンワイルズ』4月の無料タイトルアップデート情報が公開

    タマミツネ以外にも「歴戦のさらなる手強いやつ」が来る。『モンハンワイルズ』4月の無料タイトルアップデート情報が公開

  2. 映画「ターミネーター2」原作の新作2D横スクACT『Terminator 2D: NO FATE』発表!

    映画「ターミネーター2」原作の新作2D横スクACT『Terminator 2D: NO FATE』発表!

  3. フル3Dで復活した『ToHeart』リメイク版6月26日発売!限定版はファン待望の第一期アニメのリマスター版が全話収録でたったの約1万円

    フル3Dで復活した『ToHeart』リメイク版6月26日発売!限定版はファン待望の第一期アニメのリマスター版が全話収録でたったの約1万円

  4. 『モンスターハンターワイルズ』Steam版狩猟解禁午後2時まであとわずか!世界各国での配信時刻やハンターたちの反応はいかに?

  5. 「Ryzen 7 9800X3D」PC突然死の報告相次ぐ―ASRock Japan「メモリ相性によるブート不良」と断定

  6. 次の追加キャラクターは…?『無双アビス』が“謎の影”を公開―3月に配信予定のアップデートも予告

  7. 死亡したパイロットは消滅…機械に支配された過酷な世界で傭兵団を結成するアニメチックタクティカルRPG『NITRO GEN OMEGA』体験版配信中

  8. 上位モデルは50万円越え!最新・高性能「GeForce RTX 50」系グラフィックカード、MSIからも販売開始

  9. 『モンスターハンターワイルズ』狩猟解禁まであと3時間!発売直前に振り返る話題の記事TOP10

  10. “カードの力でルールを変える”基本プレイ無料の5vs5シューター『FragPunk』3月7日に正式リリース!シーズン1「オーバードーン」の情報公開

アクセスランキングをもっと見る

page top