ある問題により一時中断されていたSteamイベント「ホリデーオークション」が再開されました。
本イベントは余ったSteamトレーディングカードや壁紙などを仮想通貨“Gem”に変換し、それを利用して2,000タイトル以上の出品タイトルへ入札が可能となるという内容で昨日よりスタートしたものの、一部のユーザーがトレードシステムの穴を悪用してGemを複製。その結果、大量のGemがSteamコミュニティーマーケットに出回ってしまう事態となりました。
19億個近いGemを保有していたユーザー
Valveはこの問題に対処するためイベントを一時中断。ユーザーのインベントリからはGemが取り除かれました。そして本日、前述のようにイベントを再開し、詳細ページにて今回の騒動に関する声明を発表しています。
- 12月11日木曜日、オークションをリセットしてやり直さなければならないGemの問題が見つかりました。ご迷惑おかけして申し訳ありません。入札は再度行う必要があります。
- あなたが作成した全てのGemはインベントリに戻されました。
- コミュニティマーケットでのGemの購入は全て払い戻されています。アカウントのウォレットクレジットを確認するにはストアトランザクションをご確認ください。
- オークションはリセットされ、全ての入札はキャンセルされました。
- 入札開始日にアイテムと引き換えにGemをトレードしたユーザーには、『Counter-Strike: Global Offensive』が提供されます。
何とか落ち着きを取り戻したホリデーオークションは12月19日まで実施されます。なお、19日からは年末恒例ホリデーセールも開始されますが、そちらはつつがなく行われる事を祈ります。
