この情報の発信源となっているのは、『Euro Truck Simulator 2』などを開発しているチェコのデベロッパーSCS Softwareの開発者Tomáš Duda氏のTwitterで、「ロシア及びCIS諸国で購入した全てのゲームは、現在地域規制されている」とスクリーンショットを添付して報告しています。
All games purchased on Steam in Russia and CIS are now region locked. All of them. Yes, your game too. RT. pic.twitter.com/N5urUgOeEq
Tomáš Duda (@tomasduda) 2014, 12月 17
また同氏は、同様に急落しているインドネシアとブラジルでも同様の制限が行われていると報告。『Euro Truck Simulator 2』は、今まで特定の地域規制は行っていなかったとのことです。
今のところCIS諸国以外とのギフト及びトレード規制のみと報告されており、ゲームが起動できないといった制限は行われていない模様です。余談ですが、『Call of Duty: Advanced Warfare』はロシアにて999ルーブルで販売されていて、現在の為替レートで日本円に換算すると約1920円ほどとなっています。
ルーブル通貨危機へ対応しているのはSteamだけではなく、Appleではロシアのオンライン販売を停止する処置を行っていました。ルーブルの下落がどこまで続くかは分かりませんが、今回の通貨危機の影響が、思わぬ所で波紋を呼ぶことになりそうです。