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Starbreeze Studiosは2013年に開発を手がけた『Brothers: A Tale of Two Sons(ブラザーズ:2人の息子の物語)』の権利及び関連商標やドメインを、パブリッシャーの505 Gamesに50万ドル(約5,800万円)で売却した事を発表しました。
『Brothers: A Tale of Two Sons』は病気で倒れた父親のために2人の息子たちが秘薬を求めた旅立つアドベンチャーゲーム。海外メディアから絶賛され、リリース以来80万本以上の売り上げを記録しています。
StarbreezeのCEOであるBo Andersson Klint氏は「私達はBrothersで高い評価を得た強力なIPを作成しました。そして今それは新しい所有者の下で最大限に育つ事ができると思います。今後は広範囲のデザインに開発の焦点を当て、Paydayフランチャイズで証明されたコンセプトを継続していきます。Brothersは505 Gamesの注意深さの中でストーリーテリングの権威、Josef Fares氏への畏敬と賞賛を生み続けるでしょう」と語っています。
また、505 Gamesの社長Ian Howe氏も「Brothers: A Tale of Two Sonsは優れた作品であり、前世代で最も感動的なゲームの1つです。そして505 Gamesがそれに関われた事を誇りに思っています。今回の獲得には、独自のIP及びインタラクティブなエンターテインメントの世界に有意義な貢献ができるIPを所有しコントロールする、505 Gamesの定められた戦略を反映しています」と付け加えています。
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なお、本作のディレクターを務めたJosef Fares氏は現在、自身の立ち上げた新スタジオ「Hazelight」にて新たなプロジェクトに取り組んでいます。