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Bohemia Interactiveは2013年12月よりSteamにて早期アクセスを実施しているゾンビサバイバルMMO、『DayZ』の販売本数が300万本を突破した事を発表しました。
早期アクセス開始以来、定期的に更新を行いメインパブリックブランチに24のアップデートをリリースした本作。2014年にはインベントリやマルチプレイヤーアーキテクチャ、マップの改善など、幾つかのコア再設計を含む『DayZ』の改善に焦点が当てられていましたが、2015年の開発計画ではアンチチートシステムやマルチプレイヤー最適化などより多くの改善が行われる予定です。
今現在、開発チームが進めている最大の変化はコアエンジンの書き直し。新エンジンは「Enfusion」と呼ばれており、レンダラーのアップグレードによるパフォーマンス強化及びパーティクルエフェクトの大幅な視覚的改善といった利点を備えています。また、コンソール版『DayZ』の体験を強化するDirectX 11の利用も可能になります。
現時点では『DayZ』の大部分が旧エンジンの「Real Virtuality」を使用していますが、2015年を通じて徐々に「Enfusion」に切り替わっていくそうです。『DayZ』及びそのプレイヤー双方にとって重要な長期的メリットを持つエンジンの改善。Bohemia Interactiveはチームの人員を80人以上に拡大しているとの事で、開発の更なる進展が期待されます。