現在、クラウドファンディングのバッカー向けにPC版アルファテストが実施されている中世RPG『Kingdom Come: Deliverance』ですが、デベロッパーWarhorse StudiosのディレクターDan Vávra氏は、既にコンソール版の開発にも着手している事をRedBull.comのインタビューにて明らかにしました。まだ最適化が行われておらずフレームレートは低いものの、いずれ解決されるだろうとの事です。また、Vávra氏は目標を定めていないと伝えつつ、次のような持論を語っています。
- 「個人的には酷いビジュアルの60fpsよりも、より詳細な30fpsで動作させた方が良いと思います。私はグラフィック大好きっ子です! もし、レーシングゲームを作っていたなら話は異なりますが、RPGならばリッチな環境が良いでしょう」
『Kingdom Come: Deliverance』はドラゴンも魔法も登場しない、リアルな中世の描写を目指しているので、フレームレートよりもビジュアルを重視したいというVávra氏の考えにも頷けますね。本作の詳細は過去の記事(1, 2)でもお伝えしているので是非ご覧ください。
昨年行われたKickstarterキャンペーンでは目標金額の300,000英ポンドを大幅に上回る、1,106,371英ポンドを集めた注目作『Kingdom Come: Deliverance』。対象プラットフォームはPC/Mac/Linux/Xbox One/PS4で、2015年Q4のリリース(PC/Mac/Linux版)が予定されています。