Futuremark開発のPC向けベンチマークアプリ「3DMark」に、グラフィックAPIのDirectX 12とDirectX 11、そしてMantleの比較テスト機能“3DMark API Overhead feature test”が追加されています。
このテスト機能は、単一システムからAPIのパフォーマンスを相対的に比較する事を目的としており、異なるシステムの性能差を測定するものではないとのこと。テストはドローコールを次々に発行し続け、各APIのフレームレートが30fps以下に低下する前に発行したドローコール最大数を計測します。なお、このテストは今年1月に実施されたWindows 10イベントで、DirectX 12とDirectX 11での描画比較が行われました。
DirectX 12のテストを実施する場合には、Windows 10テクニカルプレビュー(10041ビルドより最新)と4GBのシステムメモリー、1GB以上のグラフィックメモリーを持つDirectX 11互換のハードウェアが必須。Mantleテストを実施する場合には、4GBのシステムメモリーとMantle対応のハードウェアが必要。DirectX 11のテストには4GBのシステムメモリーと1GB以上のグラフィックメモリーが求められます。
“3DMark API Overhead feature test”は有料版である「3DMark Advanced Edition」と「3DMark Professional Edition」に実装。またFuturemarkは、Windows 10正式リリース時にゲームライクなDirectX 12ベンチマークを同時配信するべく取り組んでいると告知しています。
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