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『ウルIV』プロツアー大会で「バージョン間違い」の運営ミス―再試合実施でかずのこ選手が敗北

世界決勝大会「カプコンカップ」を目指して開催されている『ストリートファイター』シリーズのプロツアー「Capcom Pro Tour 2015」。日本人プレイヤーも参加する本プロツアーのプレミア大会「NorCal Regionals」で運営上のミスが起こり、再試合を行う事態に発展しました。

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世界決勝大会「カプコンカップ」を目指して開催されている『ストリートファイター』シリーズのプロツアー「Capcom Pro Tour 2015」。日本人プレイヤーも多く参加した、本プロツアーのプレミア大会「NorCal Regionals」で運営上のミスが起こり、再試合を行う事態に発展しました。

アメリカのカリフォルニア州サクラメントで開催されたプレミア大会「NorCal Regionals」。プレミア大会は、順位に応じてプロツアーポイントが付与される他、優勝者にはカプコンカップへの出場権が与えられる大会です。


「NorCal Regionals」の大会最終日に発生した運営上のミスは、「ゲームバージョンを間違った状態で大会を進めてしまう」というもの。本来は『ウルトラストリートファイターIV』のVer1.04が使用されるはずが、Ver1.00で大会が進められてしまいました。なお、前日の試合では別のシステムを使っていたため「バージョン間違い」は発生していません。

このミスが発覚したのは、既に4試合が行われた後。大会はリスタートが決定され、再試合を行うことに。この時、再試合となった4試合のうち3試合はリスタート前と同じ結果になりましたが、日本人プレイヤーかずのこ選手とNuckleDu選手の試合では結果が変わり、かずのこ選手が敗北してしまいます。



大会の主催者John Choi氏は、「バージョン間違い」が起こった理由について、「XboxのハードドライブにはVer1.04のゲームデータが入っていたものの、ディスクを挿入してしまったために、ディスクバージョンの1.00が読み込まれてしまった」と説明し、深い謝罪の意を表明しています。

また、Choi氏は再試合によって最も影響を受けた「かずのこ」選手には、謝罪として「SoCal Regionals」もしくは他のアメリカのプレミア大会への旅費を負担するとのこと。同氏は「これによって間違いを訂正できるわけではない」としながらも「他のプレミアムイベントで、彼にふさわしい機会を与えることになる」と述べています。

「NorCal Regionals」の最終結果はウメハラ選手が優勝し、カプコンカップへの切符を手にした他、かずのこ選手が7位、ももち選手が9位、ぷげら選手が13位、ふ~ど選手が17位の成績を残しています。大会の結果及び試合の模様は公式サイトをご覧ください。
《水京》
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